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【皮膚科医師監修】「保湿が好きになる」保湿ローション(化粧水)

顔だけでなく体全身に使って肌を潤すことができる当院オリジナルの保湿ローション(化粧水)。
使用する水にこだわり、美肌の温泉として知られ、肌を潤し美肌や抗炎症効果が期待できる温泉水を使用しています。
オリジナル保湿クリーム(保湿が好きになる保湿クリーム)の下地として使用することで、敏感肌や乾燥肌で悩んでいる方にも対応することができ、乾燥が少なくなり湿度が高い夏の季節や、オイリー肌で脂分が出やすい男性(メンズ)の方は、保湿ローション(化粧水)単体でもご使用してさっぱりと保湿することができます。

程よい肌を潤す保湿感が長く続くように

マイルドウォッシュ(ボディーソープ:全身洗浄剤)で肌を清潔にした後は、保湿をする必要があります。これはスキンケアの基本でもありますが、当院ではアトピー性皮膚炎の方に「脱保湿」をオススメしていないため、肌に潤いを与える保湿を担うスキンケアとして当院オリジナルの保湿ローション(化粧水)を製作するにいたりました。保湿クリームと合わせて使っていただくことで、肌に潤いを与え肌の保湿力を高めていくことができます。またアトピーのかゆみのため掻き壊してしまい、掻き傷によって肌にしみる場合は、マイルドウォッシュ(ボディーソープ:全身洗浄剤)を先に使い、肌を清潔に整えてから使っていただくことをお勧めしています。

参考:脱保湿は避けるべき

また、乳液や保湿クリームでは保湿しすぎてしまう、そこまで乾燥はひどくない、夏の季節でさっぱりと化粧水で保湿したい、という方にもご使用いただけるように有効成分の配合を工夫して作成しています。

オリジナル保湿ローション(化粧水)ができるまで

細野クリニックのオリジナル保湿ローション(化粧水)は、そこまで乾燥がひどくないけれど肌荒れや乾燥肌が気になるタイプの患者様と、アトピーの調子が悪く炎症によって肌の乾燥が強く出てしまっている患者様からリクエストをいただいて作成するに至りました。

当院のオリジナル保湿クリームの肌を潤す保湿力は、程よい程度に落ち着いており、低刺激でベタベタする使用感ではありません。これは、保湿することが刺激になってかゆみや赤みが増すというアトピー特有の症状や悩みを防ぐことを目的としていますが、一方で敏感肌や乾燥肌で悩み、肌荒れや肌の乾燥が強いタイプの患者様から「もっと保湿力が強いものが欲しい」という要望がでていました。
肌を潤し保湿することによってかゆみが出てしまうポイントはアトピーのご症状により異なるので、はじめに考えた方法は、オリジナル保湿クリームと、プロペトや白色ワセリンなどの油分が強い保湿剤や馬油やスクワランなどのオイル(天然油)と混ぜて使う方法でした。混ぜた状態で保管するのではなく肌を保湿する直前に混ぜて使用することで、肌のタイプや毎日の状態に合わせて好みの保湿感を調整することができるので、まずはこの混合法を指導していました。

この方法は現在も指導しているうちのひとつで、患者様の肌のタイプやご症状によっては評判が良いのですが、低刺激のオリジナル保湿クリームだけ使っているときと比べると使用感はベタベタしてしまい、好きになれない患者様もいらっしゃるようでした。

保湿ローション(化粧水)という選択

通常であれば、「保湿が強いクリームをつくろう」という方向にいきそうなものですが、冒頭でも申し上げている通り、肌を潤す保湿の刺激で、かゆみや赤みが強く出てしまうタイプの患者様もいらっしゃるため、現実的ではありません。しかも使用感を変えず、低刺激でベタベタさせずに肌を潤す保湿力を出すという課題はなかなか難しいものでした。

実は同時期に患者様からもう1つリクエストを頂いていました。
「冬の乾燥にオリジナル保湿クリームは最高だけど、夏はベタベタな感じがする」
敏感肌や肌荒れがあっても乾燥感がそこまで強くないタイプの患者様は、湿度が高い夏の季節はどうしても保湿クリームでは保湿されすぎてしまうようです。

この2つのリクエストに同時に答えるものはないか・・・単体でも肌を潤し保湿ができ、さらにクリームの保湿力を高めるもの・・・そう考えていたときにふと考えついたのが「保湿ローション(化粧水)」という選択でした。

保湿ローション(化粧水)製作の壁

オリジナル保湿クリームのように、肌を潤し保湿効果が期待できる有効成分を多く含んだ保湿ローション(化粧水)を開発すればいい。
既にオリジナル保湿クリームを開発していた私やスタッフにとって、保湿ローション(化粧水)を開発するのにそこまで時間は必要ないと考えていました。

しかしこれが誤算でした。
保湿ローション(化粧水)にはオリジナル保湿クリームのように肌を潤す効果がある有効成分をこれでもかとつぎ込む方法が通じなかったからです。

というのも、試作第1弾として製作された保湿ローション(化粧水)の使用感は、私がイメージする保湿ローションの使用感からは遠く離れたものでした。あえていうのであれば、美容液というか、乳液、またはゆるいクリームというか・・・そんな使用感でした。

肌を潤す有効成分が多くなるとヌルッとした使用感になりやすいようですが、乾燥の少ない季節には保湿ローション単体で活躍できるものの、クリームと大差ない仕上がりでした。

では、保湿成分の量を調整しつつ、さっぱりとした水の使用感を前面に出したものを、として出来上がってきた試作第2段は、いわゆる化粧水。いわゆる市販されドラッグストアで入手できる保湿ローションや化粧水の範囲の出来栄えで、わざわざクリニックで出すほどの品質を備えているとは考えられないものでした。

肌へ浸透し潤す「水」

保湿ローション(化粧水)は「水」によって使用感が変化します。

そこで使用する「水」を探すことにしました。といっても飲む水ではなく、化粧品として単体で使用でき、クリームとの相性が良い化粧水として使える「水」です。そして、保湿ローション(化粧水)として使ったときの使用感を確かめるため、入手できるサンプルをいくつも取り寄せましたが、なかなか決め手に欠けるものでした。そのような状況の中、今の保湿ローション(化粧水)に使用している「水」と出会うことになります。

肌を潤し美肌効果がある「温泉水」です。

古来から日本人は温泉に入る文化があり、病気を治すために湯治場に行き、療養して病気を克服してきました。温泉に入ることでリラックスでき、温泉水に含まれる有効成分とあわさって、肌荒れや肌の炎症を抑える抗炎症効果だけでなく美肌効果が知られています。乾燥肌や敏感肌の体質改善のためにも、湯治は使われてきました。

じつは、温泉の美肌効果や抗炎症効果は、温泉水に含まれる有効成分だけにあるのではなく、温泉水そのものにもあり、肌への浸透や馴染み具合が異なることがわかってきています。

通常の水とは違い、肌へ浸透していく温泉水があるのです。

試したのは化粧水になる前の温泉水だけだったのですが、使用感は驚くほど肌へしみこむものでした。水道水は肌で弾かれているのに対して、温泉水は肌へスッ〜と浸透して馴染んでいき肌を潤す感じでした。肌にしみこみ潤されている感覚は、まさに肌へ浸透する美肌の温泉水とはこのことである、ということを肌感覚で理解させられました。

実際のところ、温泉水のみという選択肢もあったのですが、試作品を使用していただいたアトピーで悩まれている肌の乾燥が強いタイプの患者様からは、もう少し保湿力が強いほうが良いというリクエストもあり、温泉水が肌にしみこんだ後にしっとりと保湿感がでるように、低分子のヒアルロン酸やコラーゲンなどの数種類の保湿成分と抗炎症効果のある有効成分をこの温泉水に追加しました。もちろん「水」という感触を体感できる範囲で。

肌フローラを整える

肌フローラという言葉は聞いてことがあるでしょうか?
似た言葉で腸内フローラがあります。フローラとは細菌叢のことで腸内環境に生息する数々の細菌のことをいいますが、肌にも細菌叢(肌フローラ)があることがわかってきています。アトピーの調子が悪くなったり、とびひや膿痂疹のような湿疹ができるときは、肌フローラのバランスが崩れ、黄色ブドウ球菌やレンサ球菌のような細菌が繁殖しやすい肌環境になっていることが知られています。

腸内環境を整えていく「腸活」は、腸内環境にいる細菌叢を整え、乳酸菌をはじめとする善玉菌が増える環境にしていくことで、健康管理だけでなくアトピーの治療でも大切であると知られています。

そして、肌にある細菌叢(肌フローラ)を整えることによりアトピーを治していくだけでなく、美肌や抗炎症効果も期待できます。
最先端の知見を踏まえ、今回のリニューアル(2022年6月)で肌を潤し浸透する温泉水をベースとし、保湿力や抗炎症効果のある有効成分に加えて、ヒト由来乳酸菌エキスを配合し、保湿ローション(化粧水)を改良しました。

肌フローラを整えていくことで、肌の状態を弱酸性にし、もともと肌に備わる治癒力を引き出していく肌環境を作っていきます。

理想の使用感を目指して

保湿ローション(化粧水)の配合が決定したら、最後の仕上げとして細かな刺激がないかの確認と使用感の調整をしていきます。

まずは私の肌でテストをしていき、合格した試作品のみクリニックで保湿クリームを使っていただいているアトピー患者様や、肌荒れがあったり敏感肌や乾燥肌でお困りの方にご協力をお願いして使用感の確認をさせていただきました。一人でも、刺激が強く、肌にしみる、肌が荒れる、顔が赤くなる、などの反応がでた場合は、すぐに改良することにして、細かな微調整をおこない、保湿ローション(化粧水)は出来上がりました。

乾燥肌や敏感肌、オイリー肌、全てのタイプの肌に合うスキンケアの制作は難しく不可能かもしれませんが、開発の段階では最善を尽くし、保湿を好きになって安心して使っていただけるよう、納得のいく保湿ローション(化粧水)に仕上がりました。

スキンケア第3弾の完成

こうして出来上がったオリジナル保湿ローション(化粧水)は、当院のオリジナルスキンケア第3弾となりました。

アトピー外来は、骨格条件と栄養条件を整え、体質改善しアトピーを克服していく治療を行っていますが、同時に正しいスキンケアを行うことも大切です。

スキンケアには順番があります。まずは、しっかりと肌の汚れを落とすこと。その際にゴシゴシと洗いすぎないように、泡立てた泡で優しく洗っていきます。肌を清潔にした後は、化粧水で水分を補給していきます。その後、保湿クリームで油分を補っていきます。

また乾燥肌やオイリー肌などの肌のタイプや状態にあわせ、夏や冬などの季節の変化に合わせて調整していくことも大切です。

乾燥した肌を潤す保湿剤としては、「保湿が好きになるシリーズ」として既にオリジナル保湿クリームがありますが、保湿クリームの効果を高めることにもつながるこの保湿ローション(化粧水)は、顔だけでなく体全身に使うことができ、低刺激で乾燥肌だけでなく敏感肌の方も対応し、ジメジメする夏は単体で使うことで季節を問わずに使用できるという条件も満たしています。

このオリジナル保湿ローション(化粧水)の完成で、当院のオリジナルスキンケア「保湿が好きになるシリーズ」は、乾燥肌や敏感肌、肌荒れだけでなく、メンズやレディースの性別に関係なく、さまざまなタイプの肌に対応できるようになりました。アトピーによるかゆみや赤みの症状や、スキンケアをすると傷にしみてしまうなどで悩まれていて、当院のスキンケアの考え方にご賛同いただける方には、是非1度ご使用いただければと考えています。
2022年6月リニューアルしました。


住所:東京都中央区京橋1-6-11 カンケン京橋ビル2F
FAX:03-3563-0578
MAIL:info@hosono-clinic.com
診療科:皮膚科、内科、整形外科
院長:細野周作
<提携病院>
聖路加国際病院/東京医科歯科大学付属病院/虎ノ門病院/東京都済生会中央病院/井出デンタルクリニック/伊藤メディカルクリニック