アトピー専門外来

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栄養療法による治療


栄養療法とは

当院で行っている栄養療法は、自然界に存在する栄養素を使うことにより、体に本来備わる機能を発揮させ、症状や疾患を治していく治療法です。投薬による治療とは違い、大きな副作用を認めない体に優しい治療法です。

体の機能を高めるためには、新陳代謝に必要な栄養成分を満たし、本来ある機能を十二分に発揮する環境を作ることが前提です。必要な栄養素には、ビタミンやミネラル、植物由来のフラボノイド、さらに良質なタンパク質やアミノ酸があります。さらに腸内環境がよくなければ、摂取したものが吸収されませんので、腸内環境を改善する事も栄養療法では重要です。

活性酸素と栄養療法

皮膚で起こっている炎症には活性酸素が大きく影響を及ぼしており、いかに活性酸素対策を行うかが重要です。人間の身体には生来から活性酸素を除去する物質を備えており、これを「抗酸化物質」「スカベンジャー」などといいますが、体内で生成できるものと外から食べ物を通じて摂取することが必要なものがあります。

体内で生成できる抗酸化物質は年齢とともに生成量が低下し、活性酸素は人間の営みに関する酵素反応に大きく関係しているため、抗酸化物質の産生量の低下は、年齢とともに体力の低下と認識されたり、風邪をひきやすくなったりとする現象に関係しているケースも多くあるのではないかと考えています。

抗酸化物質の産生量の低下を補うために、食事やサプリメントから抗酸化物質を積極的に摂取したほうがよいという研究があるのは予防医学だけでなく、健康増進やアンチエイジングを考えていくうえでは至極当然の結論です。

多くのビタミンは、酵素反応を促進するための補酵素としての作用だけでなく、この抗酸化物質としての働きをもち、ミネラルも体内で生成される抗酸化物質の構成要素となっています。だからこそ、しっかりと必要量を摂取していくことが必要なのです。

栄養の必要量には個人差がある

活性酸素による炎症と、抗酸化物質による消炎作用については、火事が起きたときには消火活動が必要になることに例えることができます。

火事が大きければ大きいほど消火に必要となる水の量が多くなるということは簡単にご理解いただけると思いますが、抗炎症作用においても同じことが言え、炎症が強ければ強いほど必要な抗酸化物質の量も増えることになります。このことからも、「治療効果をだすための必要量」に違いがあることはおわかりだろう。

アトピーに対する栄養療法のアプローチ

アトピーに対する栄養療法のアプローチとしては、次のものが考えられます。

①起きている炎症を抑えること
②炎症を引き起こす原因としてのアレルギー物質の除去や、体内アレルギー反応の緩和すること
③ヒスタミンやプロスタグランディンをはじめとする神経伝達物質のバランスを調整すること
④皮膚の新陳代謝を改善し丈夫な皮膚を再生させていくこと、

これらが必要です。

つまり、アレルギー反応対策として腸内環境改善、痒みに対してはヒスタミンやプロスタグタンディンのはじめとする伝達物質のバランス是正を目的とした痒みコントロール、皮膚の新陳代謝を改善し丈夫な皮膚を再生させていく肌力強化が必要なのです。

アトピー専門外来では、これら各項目を達成していくために必要となる栄養素を厳選し、作成した治療プログラムを用いて栄養療法を行います。

①の皮膚で起きている炎症対策は、あくまでも症状の緩和としての治療であり、その他のプログラム(②~④)は体質改善を目的としています。

ステロイドに関して

ステロイド剤による治療は、炎症対策としてまっさきに挙げることができます。ステロイド剤を使用していた場合は、多くの場合急に使用を中止すると「リバウンド現象」が起こり急激に皮膚症状が悪化するので、ステロイド剤を使用していた場合は、使用を継続していただき、体質が改善するにともない使用をやめていくことが望ましいと考えています。

またステロイド剤はコレステロールから作られ、油分の多い軟膏を基材にしているため、時間とともに酸化する、いわゆる酸化ステロイドの問題があります。これは、酸化したステロイドが皮膚の刺激となって、ステロイドを外用しているときの痒みの要因となっているという考えなのですが、酸化の問題も抗酸化物質で十分対応可能と考えています。

点滴ビタミン療法

身体にとって必要となる栄養素を経口(口から)摂取していく場合は、消化と吸収を計算に入れなければなりません。腸内環境がよくない場合は、摂取したにもかかわらず、吸収されずに機能しないことが十分考えられます。また血中濃度の上がり方がゆっくりになるため、作用効果もマイルドになります。

一方で、必要となる栄養素を血管から直接体内に投与する点滴療法では、消化の段階を考える必要がないので、即効的な効果を期待でき、効果の出方によって成分量の調節を行うことで、もっとも最適な必要量を求めていくことが可能です。

点滴療法において基本となる配合にマイヤーズカクテル点滴があります。
当院では、マイヤーズカクテル点滴をベースに、皮膚の炎症を抑えたり、皮膚の代謝を改善する栄養素を追加し組み合わせ、皮膚の健康レベルを上げる配合にした点滴療法を行います。


住所:東京都中央区京橋1-6-11 カンケン京橋ビル2F
FAX:03-3563-0578
MAIL:info@hosono-clinic.com
診療科:皮膚科、内科、整形外科
院長:細野周作
<提携病院>
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